たなうらブログ  ~令和の時代に、ご唱和ください~

赤い糸

院長松坂です。

 

昨日今日と、

大阪でセミナー講師の仕事です。

 

しょっちゅう来ているうちに、

関西弁を耳にすると

何だか落ち着く域まで達してしまいました(笑)。

 

第2の故郷、とまでは言いませんが、

ここ大阪は吉祥寺に次ぐ第2のホームグラウンドです。

 

 

 

さて、今日はちょっと治療のお話を。

 

当院にお越し頂く患者さんの多くはご紹介の方です。

 

そのなかで、乳幼児、小児の患者さん、

チビっ子達なので「患者ちゃん」と言った方がしっくりきます^^

 

当院では、

そんな患者ちゃんの治療に特に力を入れています。

 

 

言うまでもなく、子供は未来の宝!!

 

 

子供が元気になると、親も元気になります。

 

子供が笑顔になると、家中が笑顔になります。

 

そんな子供が増えると、地域が元気に、

街に笑顔があふれます。

 

子供が笑顔で元気な世界は、

幸せあふれる世界です。

 

 

そんな世界をつくりたい。

 

そんな世界の一助になりたい。

 

僕は本気でそう思っています。

 

 

 

患者ちゃんを治療する上で、

一番のキモ、一番重要なことは、

お母さんを一緒に診ること。

(場合によってはお父さん)

 

 

胎児はオギャアとこの世に出るまでは、

へその緒でお母さんと繋がっています。

 

お母さんから外界へ出て、

チョキンとへその緒を切って、

そこから自力で呼吸をし始めます。

 

このへその緒

 

物理的にはチョキンと切れてしまいますが、

その後も「目に見えない赤い糸」が繋がっています。

 

と言ったら、どう思いますか?

 

なんじゃそりゃ?!

 

そんなの嘘だ!

 

オカルトだ!宗教だ!怪しい信仰だ!

 

そう思う方もいるかもしれません。

 

 

でも、事実として、

へその緒が切れた後も

お母さんと子供は強いつよい力で繋がっています。

 

 

これを当院では「目に見えない赤い糸」

と言う概念で捉えています。

 

この考えの元、

患者ちゃんだけでなく、お母さんを診ることで、

治療結果は大きく変わります。

 

 

ご存知の通り、赤ちゃんは十月十日、

お母さんのお腹の中で育ちます。

 

この期間、

お母さんが何を思い、どんな生活をしていたか。

 

周囲では何が起きていたか。

 

お腹の中の赤ちゃんには、

これらが大きく影響を及ぼします。

 

そして、その影響が外界へ出た後も続きます。

 

だからこそ、お母さんを診て、

妊娠中(妊娠前)、出産時に何があったのか、

それを把握することで

患者ちゃんの不調、病気の原因が観えてきます。

 

 

何十回も何百回も言いますが、

いま、カラダに出ている不調、

病気は全てカラダからのメッセージ

 

カラダが訴えるサインです。

 

そのサインをどう捉えるか。

カラダのメッセージをどう受け取るか。

 

不調の改善、病気の原因を知る上で、

それが何より大事なことです。

 

 

ただ、間違えてはいけないこと。

 

子供の不調は親のせい、と言うわけではありませんよ。

 

あくまで、親との強い繋がりがあり、

そこに改善のヒントがあるということです。

 

 

カラダのメッセージを受け取る上で大切なこと。

 

それは過ぎた昔を悔やんだり、

過去の自分を否定したりすることではありません。

 

 

カラダの声に耳を傾け、

ああ、そこが原因だったのね、

と受け入れ認めること。

 

 

それがカラダからのメッセージを受け取るということです。

 

 

目には見えないけれど、確かに繋がる赤い糸

 

 

患者ちゃんが笑顔で元気になる様を見るたび、

この存在を強く感じます。