たなうらブログ  ~令和の時代に、ご唱和ください~

正しく怖がる。

院長松坂です。

 

長年、夜型だった生活を朝型に改めて早ひと月

 

ちょっと早起きをして、

ジムでひと運動してから仕事に入るようにしています。

 

カラダのキレもいいし、

思考の回転も良い。

 

治療の精度も上がっている感あり♫

の今日この頃です。

 

 

さて、最近思うこと。

 

 

余計は恐怖心は不調を招く。

 

ということ。

 

 

当院では、潰瘍性大腸炎やクローン病をはじめ、

病院では「難病」「特定疾患」「原因不明」

と呼ばれる症状でいらっしゃる方が

たくさんいらっしゃいます。

 

これらの病気、症状の改善を遅らせているものの一つに、ヒトの恐怖心があります。

 

 

難病という言葉を恐れる。

 

特定疾患という名称に慄く。

 

原因不明と言われ絶望する。

 

 

インターネットが普及し、

SNSでも玉石混交の情報が飛び交う現代

 

キーボードを叩き、

スマホをいじれば、

簡単に情報が手に入ります。

 

そして、山のような情報を手にして、

余計に悩み恐怖する。

 

 

こうなると、

もうこの時点で視点が変わっています。

 

病気(症状)に固執するようになる。

 

見るべきところはそこではありません。

 

 

病気を見るのではなく、

ヒトを診る。

 

 

ヒトを診るために必要なこと。

 

 

それは外野や世間の情報に惑わされることなく、

平常心で真摯に向き合うこと。

 

 

いたずらに不安や恐怖が増すだけなら、

情報などない方がカラダのためです。

 

正しい情報を知り、

正しく怖がる。

 

そこにあるのは恐怖心ではなく

受け入れる心です。