たなうらブログ  ~令和の時代に、ご唱和ください~

潰瘍性大腸炎について、今思うこと。その3

院長松坂です。

 

台風10号

当初の予報よりも勢力を弱め、

被害も少なく済んだとのこと、

何よりでした。

 

ただ、お怪我をなさった方、

避難を余儀なくされた方、

停電で不自由している方もいらっしゃいます。

 

その心労に心を寄せます。

 

 

 

さて、本日は「その3」です。

 

潰瘍性大腸炎発症の元にある感情

 

結論から申し上げます。

 

 

一言でいえば、

その感情は怒りです。

 

 

例えば、両親に対する怒り。

 

進路を親に決められた。

自分の希望する進路に進めなかった。

 

父親が酔うと暴れる。

外に女を作って出て行った。

 

母親が常に怒っていた。

ヒステリーで居心地が悪かった。

 

 

 

パートナーに対する怒り。

 

旦那が家事に協力してくれない。

育児は全部わたしに丸投げ。

 

奥さんが金遣いが荒い。

朝は起きてこない、

夜、帰宅しても起きてくれない。

 

結婚した時は、こんな人じゃなかった。

こんな人と結婚しなければ良かった。

 

 

 

職場、仕事に関する怒り。

 

上司のパワハラ。

同僚のセクハラ。

部下が生意気。

 

自分だけ雑用をさせられる。

給与が低い。

残業が多い。

 

 

 

学校、友達に対する怒り。

 

希望の学校に入れなかった。

授業がつまらない。

校則が納得できない。

先生が嫌い。

 

イジメにあっている。

クラスメートとソリが合わない。

嫌なことをされた、言われた。

 

 

怒りの原因、理由は様々です。

 

 

前回、前々回のブログ文中で、

「ストレスという一語で片付けちゃダメ」

という趣旨のことを書きました。

 

この怒りの感情についても同じです。

 

怒りの裏、怒りの感情の根を観ると、

そこには違う感情があります。

 

 

 

自分の意志、希望を聞いてもらえなかったことへの、

悲しみの感情

 

愛や温もりを感じられなかったことへの、

寂しさの感情

 

安らげる場所がなかったことへの、

孤独の感情

 

助けてもらえない、協力してもらえないことへの、

嘆きの感情

 

自分の選択、決定に対する、

後悔、失敗の感情

 

自分の人生、自身の性格に対する、

無価値感、自己否定の感情

 

もっと僕をみて!私のことを考えて!という、

承認欲求

 

 

これらの感情が一つ、二つと入り混じって、

それが結果、怒りとして表に現れてきます。

 

潜在意識のサインとは、

これらの感情のサインです。

 

 

自分でも薄々気付いているかもしれないこと。

 

もしくは、自分では気付いていないこと。

 

または、気付きたくない、

向き合いたくたいから目を背けていること。

 

 

状態は様々なれど、

その思いを手放したいから、

サインとしてカラダに症状を出します。

 

言い方を変えれば、

その思いがずっと胸の奥にあるから、

サインとして潰瘍性大腸炎という病気をつくります。

 

 

潰瘍性大腸炎という病名は「結果」

 

腹痛、下痢、下血という症状は「結果」

 

その結果をつくる「原因」となるのが、

先述した種々の感情です。

 

 

原因が変われば、自ずと結果が変わる。

 

 

これは自明の理です。

 

 

当院の施術は、

この原因となる感情を探し、

そこにアプローチをすることを主軸としています。

 

 

視点を変えてカラダを観ることで、

大きな気づきと、症状改善の光が見えてきます。