たなうらブログ  ~令和の時代に、ご唱和ください~

潰瘍性大腸炎について、今思うこと。その1

またまた久しぶりの投稿になってしまいました💧

院長松坂です。

 

潰瘍性大腸炎が今再びトレンドワードになっていますね。

 

罹患歴20有余年の同病患者としては、

より世間に認知されるようになって嬉しい気持ちと、

メディアの偏った報道で、

潰瘍性大腸炎患者が誤解と偏見を受ける事への

憂慮の気持ちが半々です。

 

まずは事の発端の安倍総理

 

いろいろな声がありますが、

同病患者として、まず何よりもお身体案じております。

どうぞご自愛ください。

 

 

プロフでも書かせて頂いておりますが、

僕は17歳で潰瘍性大腸炎を発症しました。

 

慢性持続、全大腸炎型、難治性、

潰瘍性大腸炎の中でも、

コントロールの難しいタイプでした。

 

詳細はプロフィール欄にありますので、

宜しければそちらもご覧ください。

 

 

2011年の開院当初より、

潰瘍性大腸炎の治療には一際チカラを入れてきた当院ですが、

その中で様々な気づきがありました。

 

まず、結論から。

 

潰瘍性大腸炎発症の根底には、

必ず特定の感情があります。

 

この感情問題をクリアできるか否か。

これによって、症状の改善・消失、

再燃の有無は大きく左右されます。

 

 

僕が発症した20年以上前から言われていますが、

潰瘍性大腸炎の発症因子として、

「ストレス」が一番に挙げられます。

 

仕事のストレス、学校のストレス、家庭・家族間のストレス、、、、

挙げればキリがありません。

 

キリがありませんし、

「ストレス」とは何ともファジーな言葉です。

 

誤解を恐れずに言えば、

詳細が分からないから、「ストレス」という言葉で括ってしまえ。

そんな風に都合よく使われている言葉です。

 

 

「ストレス」が原因って言われても、、、、

そんな答えじゃなくて、もっと的確に分からないの?!

 

そう思いませんか?

 

僕は発症した当時から、ずっとそう思っていました。

 

 

人間のカラダはとても精巧です。

 

「ストレス」なんて言葉で一括りにしなくとも、

カラダに聴けばちゃんと答えてくれます。

 

 

何が原因で潰瘍性大腸炎になったのか?

 

敢えて「ストレス」という言葉を使うのであれば、

いつ、誰との間に、どんな種類のストレスがあって、

潰瘍性大腸炎になったのか?

 

正しく聴けば、

カラダはちゃんと答えてくれます。

 

 

 

潰瘍性大腸炎は原因不明の疾患と言われています。

 

潰瘍性大腸炎になった事を「結果」と考えるなら、

その原因が必ず何処かにあります。

 

森羅万象、全てにおいて、

原因があるから結果があります。

 

原因がなくて結果だけある、

こんなことはあり得ません。

 

 

原因不明、ではなく、

その視点からでは、原因が分からない。

 

この表現が正しい気がします。

 

 

では、一体、どうやってそれを知るのか?

 

潰瘍性大腸炎を引き起こす特定の感情とは何なのか?

 

 

それはまた次回、「その2」で書きたいと思います。