ふと気づくと

なんか、気を張ってセカセカと歩いている。

 

ちょっと気を抜いて歩いてみたら

あれ？　別に速度かわらなくない？

 

そんな事に気づいたタカオさんです。こんにちわ

 

 

1ヶ月前くらいの話

ハードディスクレコーダーで気になる番組の予約をしていました。

 

画面に表示された番組表の中で、ふと目に付いた番組

 

【SONGS　出演： スガシカオ】

 

普段そんなに気にしている番組でもないのに、その日は凄く気になって一緒に録画予約をポチッ。

 

ですが、録ったことなどスッカリ忘れていて放置すること1ヶ月くらい…

 

また、ひょんな事から普段とは違うモードで録画一覧を開いているときに目に付きました。

そう言えば、こんなの録ったっけ！

 

番組の内容は、スガシカオが一度メジャーを離れてインディーズ活動をしていたことや、売れる前の軌跡などのことだったのですが…

 

NHKの番組なので、クライマックス的な所で「例の曲」が流れるわけです。

「プロフェッショナル 仕事の流儀」は結構好きな番組なので、この曲は何度も何度も

それこそ素である程度歌える程度には聞いていたのですが

 

この日、その曲とテロップを見ていて涙が出てきました。

ずっと探していた　理想の自分って

もうちょっとカッコよかったけれど

ぼくが歩いてきた 日々と道のりを

ほんとは”ジブン”っていうらしい

 

潰瘍性大腸炎はスッカリ良くなったタカオさんなのですが、実は今もそれなりの頻度で治療を受けています。

 

最近、ちょっと行き詰まりな問題になっているのが

 

「自分」を受け入れる

 

そんな感じのお話でして

 

体は元気になってきている。

色々と動き出せる体力もついてきた。

準備が出来てきたんだから動き出そう！

 

やる気スイッチがオンになれる雰囲気が出てきたのに

 

同時に

 

また症状の原因を作った大変な場所に戻るのが怖い

動き出すのが怖い

やらなきゃダメなのに動けてない

 

というネガティブな気持ちも出てきてしまう。

 

これが綱引き状態になってしまい

 

当然カラダも

良くなってきているハズなのに、なんだかスッキリとしない。

急にカクンと気力が出せない。

その状態から抜け出せない。

 

で、抜け出せない自分も責めてしまう。

 

折角上向き調子なのに！何この負のループ！

 

 

 

その一つの突破口として松坂先生からは

 

「そんな自分もアリだと受け入れてあげてみてください」

と言われていたのですが…

 

そのときは正直

ピンとこない

その術がわからない。

 

より正確に言うと

 

頭では理解出来るけど心に入っていかない

そんな感じでした。

 

そんなときにスッと心に入ってきたのが

ぼくが歩いてきた 日々と道のりを

ほんとは”ジブン”っていうらしい

という部分

 

自分を受け入れるとか小難しいことじゃなくて

 

いままで生きてきて

そしてココにいるのが「自分」で

それでいいいんだと

 

いままで、色々失敗してきたこともあって

 

その時間を無駄だったと思いたくなくて

失敗が糧になっている

みたいな考え方をして肯定してきたけど

 

でも、失敗は失敗だし

反省も後悔もしたし

 

そんなこんなで色々あっても

元気を取り戻しつつある自分が

 

もう！　いま！　ココにいる！

 

それは

 

世界中にあふれているため息と

君とぼくの甘酸っぱい挫折に捧ぐ・・・

”あと一歩だけ、前に　進もう”

 

って僅かながらでも、やってきたからなんだ

 

もっと誇ってもいいんだよね！

 

例えば

たなうら治療院にやってきて治療受けているだけでも

「一歩」と思ったっていいんじゃない？

 

なんて思ったらスッと色々軽くなってきてしまいました。

 

よくよく考えてみれば

 

心では綱引きしてても、それなりに１歩前に進むべく行動はしているわけで

 

私、全然やれてるじゃん！　みたいな。

 

 

 

この曲、テーマになっている番組のイメージで

 

諦めずに続けていれば結果がでる！

 

みたいな雰囲気で捉えていたのですが、ちょっと勘違いしていたのかもしれません。

 

 

progress

 

進化

という意味もありますが

 

進捗

という意味もあります。

 

何かの切っ掛けで見えるモノが変わってくる。

そんな体験でした。